全体を考える
もしドラの著者として有名な岩崎夏海さん。
スキンヘッドのいでたちが妙にかっこいいのですが。
私ももちろん、もしドラは読みましたし、弊社の推薦図書コーナーにも置いてあります。
昨年、空前のベストセラーとなり、漫画化や映画化までされたこの本を、きっと多くの社員が読んでくれたことでしょう。
この岩崎さんとプロ野球元楽天の監督「野村克也」さんが、あるスポーツ誌で対談しました。
そのときの対談でのひとコマ。
岩崎さんの「いま現在の12球団の経営者の中で、見どころのある人物はいますか?」という問いに対して、野村さんの答えは明快でした。
「ソフトバンクの孫正義オーナー」。
その理由とは。
野村さんが監督として3000試合を達成したときに、孫正義オーナーから祝電をもらったというのです。
56年間野球をやってきて、他球団のオーナーから祝電をもらったのは初めてのことだったので感激したそうです。
祝電をもらってみて、改めてなぜソフトバンクが強いのかわかった気がしたと言うのです。
それは球界全体への目配りができているということだと分析したのです。
ここに成功するためのひとつのヒントがあると思うのです。
そういえば、企業としてのソフトバンクも躍進を続けています。
情報革命で人々を幸せにを合言葉に、300年先を見つめているのがソフトバンクグループです。
常に全体を考えているのです。
果たして私たちはどうでしょうか。
ふと考えさせられた対談でした。