選択と決断
人生は選択と決断の連続です。
得にリーダーや経営者になればなおさらでしょう。
選択することが仕事であり、決断することがまさしく仕事そのものなのです。
しかし、その選択が正しかったのか間違っていたのかの結果は、直ぐに出ないことが多いのです。
何ヶ月か先のこともあれば、何年も先になってしまうこともあります。
だからといってその決断に時間をかけたり、それを延ばすことができないのが現代なのです。
まさしく今は、あまりにも時の流れが速いからです。
たとえ選択が間違ったとしても、その決断を直ぐにくだすことができなければリーダーになることはできません。
迷ったり、先送りしたり、立ち止まることは、後に続く多くの者たちを不安にさせるだけだからです。
万一、間違ったと気がついたら、直ぐに軌道修正すればいいのです。
今の時代、朝令暮改は当たり前です。
柔軟性こそ問われる時代だからです。
そう考えると、昨日のブログで紹介したお客様の選択と決断は見事なものでした。
古民家再生か新築かという選択で心が揺れたことでしょう。
恐らく、清水の舞台から飛び降りるような心境で決断されたことでしょう。
その選択が吉と出るか凶と出るかは、今すぐにはわからないでしょう。
いずれ時が経てば明らかになるのです。
しかし、私は断言できます。
正しい、そして素晴らしい選択をしたのだと。
それは、オープンハウスに来た近所の皆さんの笑顔やその目の輝きを見ればわかります。
自分たちの誇りのように思っているからです。
お年よりの方は昔を懐かしみその心はタイムスリップし、瞳は少年時代のような輝きを放っていました。
子どもたちは、まるで生きた歴史の教科書を見るように、感動し興奮していたのです。
「明日、また来るね」。
こう言い残して帰っていかれたご近所の方々。
こんなコミュニティーがあったのかということに驚き、いまだかつて見たことのない、温かなオープンハウスの雰囲気に感動しました。
日本の古き良き美と伝統が、より良いカタチになって、次世代そして未来へと受け継がれていくのです。
私は今回、あまりにもドラマチックな「選択と決断」を見せて頂きました。
本当にありがとうございました。