ウォーキングの勧め
私は長野県の出身です。
そして今の仕事でも長野県を任地として、リゾート物件や田舎暮らし向き物件を主に扱っています。
私の故郷である長野県は一般に長寿県としても知られています。
理由はいろいろあると思うのですが、水や空気が綺麗なことや温泉がいたるところにあり、この温泉を楽しむことが生活の中に定着していることだろうと分析しています。
漬物など塩辛いものが食卓に多いのも、普段から温泉に浸かって汗を流しているからなのです。
そして豊かな自然。
自然を観たり触れたりすることが、ストレスを解消し、様々な肉体的精神的な疲れを癒してくれているに違いありません。
出身地の宣伝はこれくらいにして、意外と知られていないのが、東京都都民も長寿だということです。
これは何故でしょうか。
医療施設が充実しているのも、その理由の一つかもしれません。
しかし、私が地方にも東京にも両方暮らしてみて思うことは、東京都民は地方で住む人に比べて圧倒的に歩く量が多いということです。
電車や地下鉄やバスで移動することが多いため、必然的に駅やバス停まで歩くことになります。
逆に今や地方はほとんど車社会です。
極端な話ですが、家から出て一歩も歩かないで車で移動し用が達せられるような社会なのです。
私が地方で生活していたときがまさしくそうでした。
ほとんど歩かないわけですから健康に良いはずがありません。
最近、私は毎朝ウォーキングをしていますが、やはりすこぶる体調が良いのです。
東京の長寿の秘訣は間違いなくこんなところあると思うのです。
後は刺激が多いことでしょう。
銀座や六本木、渋谷や原宿まで足を延ばせば、時代の先端を行くファッションや街並みなどに遭遇できるのです。
百聞は一見に如かず。
この刺激が長寿に役立っているに違いないと勝手に解釈している私です。