不動産仲介業のプライド
弊社には毎月、不動産関連のFAXニュースが届きます。
その中にある気の利いた情報とコメントがありましたので紹介します。
リクルート総研が住宅購入者へのアンケートを集計したところ、約40%が手数料が高いと不満をもっていたというのです。
妥当だと思う人は57%だそうです。
手数料妥当の根拠の中で最も多いのは、インスペクションをしてくれたことと、対話の中で気づいていないニーズを引き出してくれたことです。
不動産の仲介は高額な取引であり消費者は不安が付きまといます。
その不安を上手に取引の各段階で取り除くことで、顧客満足度は高くなるのです。
そう考えると、不動産の仲介をする営業マンの役割は、顧客とともに夢を語り顧客に寄り添い、顧客の背中をそっと押して上げ自信を持たせ不安を解消し、良きコミュニケーションの中で取引をまとめていくことではないかというのです。
このコメントは、不動産の仲介の仕事は、何と誇り高く崇高な仕事ではないか、仲介マンはこのような意識で、仲介現場で頑張って欲しいと続きます。
不安を取り除く為には、深い専門知識も必要。
良好な人格形成も必要。
高い人間力を持つものだけが、顧客満足度を得られ、手数料を喜んで払ってくれる任を担える。
顧客満足度の高かった客からは、必ずリピートや紹介が得られる。
そうした方がトータルで仲介の成績も上昇する。
他の業界のセールスマンと異なり、人間力の勝負の結果が顕著に出る世界であると言えると、このコメントは結んでいるのです。
私は大変共鳴した内容だったので、早速、全営業マンにこの文章を読んでもらいました。
これからも崇高な意識を持って、この仕事に臨みたいと思います。