太陽にほえろ

私の少年時代の楽しみといえば、金曜日の夜に「太陽にほえろ!」という刑事もののテレビ番組を観ることでした。

当時はもちろん、パソコンや携帯電話というものはなく、インベーダーゲームなどという一世を風靡したゲームの先駆けとなったものが登場するのもまだ先の頃の話です。

ですからテレビがまさしく娯楽の王様といってもいい時代です。

この「太陽にほえろ!」という番組は異常な人気のうえに長く続いた、いわゆる長寿番組だったのです。

有名なのは「松田優作」扮する「Gパン」刑事(デカ)が、敵の銃弾に倒れて殉職するときに、銃弾を受けた腹部を触って「なんじゃ~こりゃ~」と叫んだシーンです。

このシーンは松田優作やこの「太陽にほえろ!」を語るのに欠かせない代表的なシーンとなり、未だに話題になるほど人々の記憶に焼きついたのです。

この大好きだった「太陽にほえろ!」をパロディーにしたのが、弊社「日本マウント」の社員の活躍を漫画にした「太陽に叫べ!」なのです。

ホームページで観ることができるので、ぜひ一度、観ていただければ結構楽しめる内容になっています。

社員数が増えたため、当時の番組で使用されていた刑事のニックネームも底をついてしまい、最近の社員のニックネームはもう違うものを使うようになってしまいました。

当時の番組でボスというニックネームで数多くの個性溢れる刑事をまとめていたのが「石原裕次郎」さんでした。

かかってくる電話に「はい!七曲署一係(いちがかり)!」といって出るシーンやブラインドの隙間を少し手で広げて外を見るシーンなどが特に印象に残っているのです。

漫画「太陽に叫べ!」では、ボスは私が演じているのですが、このときのシーンを意識しているわけではないのですが、最近は電話を取ることが多くなり、後ろの窓にはブラインドが備わっているのが少し不思議な気がします。

ところで最近、ポップス界を独走リードするのは「嵐」や「AKB48」

「太陽にほえろ!」と共通するのは、個性溢れるメンバーの一体感にあるのではないかと思うのです。

「和を以って尊しと為す」という日本の伝統の成せる業なのでしょう。

企業の発展もここに鍵があるのかもしれません。

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日本マウント

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