韓国に学び始めた米国
「韓国に学び始めた米国」
日経新聞に載っていたある記事のタイトルです。
米国の復活を訴えたオバマ大統領による一般教書演説の内容について。
隠れた焦点は韓国に学ぶ姿勢だったというのです。
「我々のインフラはかつて世界一だったが、その地位は失った。今や韓国の家庭は我々よりインターネットにつながっている」
「韓国は教員を国家の建設者と位置付けている。米国も、同じくらい教育者に敬意を払うときだ」
成長を続けるためのイノベーション、そのための10万人に及ぶ科学や数学の教師を採用した韓国。
その事例は演説の核心を支えたというのです。
この演説ではっきりしたのは、再生のためなら世界の隅々から学ぼうという米国の貪欲な姿勢だとか。
「学ぶのは卑屈になることでない」
「未来を勝ち取るため」
学ぶ対象は中国、インド、そして韓国。
米国に勝るアジアの競争力をちりばめた演説に、日本への言及はなかったそうです。
米国の専門家の間でも韓国の評価はうなぎのぼりです。
変革に努力した韓国と、怠った米国の違いを指摘する専門かもいるとか。
気が付いてみれば韓国の躍進は凄まじい。
サムスンを筆頭に世界に躍進する韓国企業のみならず、日本の代表的な企業の多くもトップが在日韓国人であるという事実。
スポーツ界や芸能界も例に漏れず。
米国のみならず、私たちも同様に韓国から学ばなければならないのではないでしょうか。
そういえば、サッカー日本代表のアジア杯優勝の決勝ゴールも韓国人選手によるものだったことを思い出し、ふとそんなことを思ったのでした。