負のスパイラル
「負のスパイラル」ということばがあります。
やることなすことうまくいかないときや悪いことが続くときに「負のスパイラルに陥った」と言ったりします。
こういうときの原因は得てして単純なことだったりするのです。
まず傲慢になったりしたときです。
傲慢になると威張ったり、人を蔑んだり、批判したりしてしまいます。
そういう雰囲気や波動には周囲の人はとても敏感です。
良い人は去っていくでしょうし、同時に幸運も去っていくに違いないのです。
間違いなく「負のスパイラル」に陥ることになるでしょう。
他人に嫉妬したりすることも原因です。
不平や不満も同様でしょう。
陰口や悪口を言うことも同じです。
批評家や評論家はいつの時代どんな分野でも大成しないのが常なのです。
「負のスパイラル」に陥る起点はかならずこういったことが原因なのです。
ではどうしたらそこから抜け出すことができるかです。
それは単純に逆のことをやればいいのです。
まず謙虚になることです。
そして何事にも感謝することでしょう。
「ありがとう」を一日に何十回、何百回も言うのです。
不平不満を持たず、人の悪口はけして言わないことです。
特に陰でコソコソ言うのは最悪です。
言うのなら「意見」や「提案」として、堂々と本人に言いましょう。
同じ言うのでも真逆であり180度違うのです。
前者は運に見放され「負のスパイラル」に陥り、後者は「骨がある」とか「見上げたものだ」とか評価されるのです。
こんな時代だからこそ、堂々と意見を言う部下を上司は頼もしく思うものなのです。
さあ、今日から「負のスパイラル」を脱出し、上昇機運である「正のスパイラル」に乗るようにいたしましょう。