再会の恩恵
昨年は振り返るとなんと再会した人が多かった一年だったでしょうか。
20年ぶりとか15年ぶり、10年ぶりというように本当に懐かしい人たちとの再会ラッシュが続きました。
たぶん昨年は私にとってもそれなりに飛躍したいい年だっただけに、上昇気味の運勢が再び人を引き付けたり呼び込んだりしたのだと思います。
再会した人の中で私の仕事を理解してくれた人が、お客様を紹介してくれたり、取引先としての業者を紹介してくれたりしました。
流石、持つべきものは友だと思えたことが何度もあったのです。
応援してくれる人がいるということはなんとありがたいことでしょうか。
このブログで幾度となく綴ってきたことに、会社を経営する、あるいは仕事をする動機や目的のことがあります。
動機は何処までも「お客様を喜ばせたい」「お客様を幸せにしたい」でなければばらないと思っています。
そして目的は「お客様を喜ばせること」であり「お客様を幸せにすること」であるべきだと思うのです。
この動機や目的がずれたりぶれたりすることがなければ、お客様は自然に増えるし、集まってくると思っているのです。
何故ならば、お客様は本心では何処の会社の誰とお付き合いすれば、喜ぶことができるし幸せになれるかわかっているからです。
もうそういう時代になったのだと思うのです。
少なくとも私は、この動機や目的がずれたりぶれたりしないように、毎日、良書を読んだりCDを聴いたりして必死にもがいてきたという自負があります。
この動機や目的というものは、放っておけば自然に利他から利己へあるいは他者中心から自己中心へと一瞬にして流れてしまう性質のものだからです。
気がつけばいつのまにか、会社の利益や自分の名誉が動機になっていることがわかり、はっとすることがあるのです。
度が過ぎるくらいこの動機の修正作業に明け暮れた一年だったと思えるくらいでした。
私のそんな健気な努力を知ってくれてたかのように、再会した人たちは皆、沢山のお客様を紹介してくれたのです。
これからの経営や営業は動機こそすべてであると確信を深めた出来事が、この再会の恩恵にあずかった数々の紹介客の誕生ということだったのです。
再会の恩恵。
どうやらこの出来事はこれからの私の人生に決定的な影響を与えてくれそうな気がします。