駅伝
今日と明日は箱根駅伝があります。
すっかりお正月の風物詩になったきらいがありますが、今年も数々のドラマを見せてくれるでしょう。
弊社の新しい事務所は、品川駅近くの第一京浜道路沿いにありますので、もし営業中であれば窓からその雄姿を見ることが出来たのに残念です。
さて駅伝ですが、実は私も高校時代には駅伝の選手として2回ほど全国高校駅伝に出場したことがあります。
京都の都大路を襷をつないで突っ走りました。
先日もテレビでその光景が放映されていたのを見て、とても懐かしく思いました。
私は大学に入学すると同時に走るのをやめてしまいましたが、一緒に京都を走ったメンバーのうち二人は、その後箱根駅伝でも活躍しました。
今にしてみれば懐かしい思い出です。
中学、高校時代は、部活動に熱中していたという記憶しかありません。
職業が走ることで、趣味が勉強といっても過言ではない生活でした。
明らかに自分の中で優先順位がそうなっていたのです。
ですから高校進学も、毎年、京都で行われる全国高校駅伝大会出場を狙えるところというのが選択基準だったのです。
以前のブログで書いた「ワタミ」の渡邉美樹さんが、将来、社長になるための大量の本を読むために、大好きな野球を封印し野球部に入らなかったのとは対照的な青春時代だったわけです。
当時は将来、体育大学に進学して教師となり、陸上部の顧問をやって立派な選手を育てたいなどと真剣に考えていたほどです。
しかし今はこうして東京で不動産会社の社長をしているのですから、人生というのは本当にわからないものです。
ただ、少なからず言えるのは、あの頃に一つのことに熱中した経験というものが現在の仕事にプラスになっているに違いないということです。
目の前のことにベストを尽くす。
それがいかに大切なことか、この駅伝のシーズンを迎えるたびに思うことです。