仙台でのタクシー運転手との会話

仙台でタクシーに乗りました。

運転手がとても気さくな方でした。

車中での会話が弾みました。

この運転手は、震災後にタクシー運転手になったそうです。

震災後に一番大変だったことは、一ヶ月間の食事だったそうです。

スーパーに何時間も並んだそうです。

しかし、一人の5品しか購入が許されなかったそうです。

お金があっても買えない。

お金の無力さを思い知らされたそうです。

震災後に、自転車屋さんが大繁盛したそうです。

ガソリンが買えなかったからです。

車があっても乗れない。

非常時には、文明の利器は無力化してしまうのです。

現地の人から、直接に聞くことで分かる真実もあるのだと思いました。

現場主義を思い知らされました。

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