売却のタイミング

今までに何度も、この売却のタイミングの話しをしました。
同じことを何度もいうようですが、不動産の売却にはタイミングがあります。
売り急いではいけませんが、売り渋ってもいけないのが不動産の売却なのです。
今が買い手市場であることは、どうやら疑う余地はありません。
そう考えると、買い手が現れた時が、紛れもなく最高のタイミングであるのです。
特に田舎暮らし物件やリゾート物件は、そういう傾向が強いかもしれません。
値段が折り合わずに売却を見送った物件が、その後に売却できずに困ったケースを何十件となく見てきたからです。
その時に断った金額を下回っても売れないケースがほとんどなのです。
これには明確な理由があるのですが、建物は年々古くなることと、地方は特に人口が減っているので土地の値段も下がってきているのです。
明らかにスポットで使う別荘などは、リゾートマンションやリゾートホテルなどの競合の煽りを食っています。
海外旅行の格安ツアーやディスカウントチケットなどの影響も少なからずあります。
最近では首都圏の物件もうかうかしていられなくなりました。
デフレ経済の中、狭い敷地に3階建の木造住宅など、リーズナブルな新築住宅が出回るようになってきたからです。
消費税の増税が、その傾向に拍車をかけています。
そうなると、たとえ首都圏であっても、中古住宅の流通には逆風となり、やはりここでも買い手市場という今の常識があてはまってしまうことになります。
いずれにしても、この傾向はしばらくは続くことでしょう。
また、地方から始まり、やがて都会にも波及してくることでしょう。
不動産を売却する時は、今の時代は買い手市場ということをしっかりと頭にいれておく必要があるのです。

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関東甲信の中古別荘、リゾート物件、 田舎暮らし物件の日本一を目指し奮闘中!! 

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