牛丼が250円になる日
ついに吉野家が250円の牛丼を販売するそうです。
といっても新しいブランドの店舗をつくり、その店で展開するとか。
既に都内2箇所で実験し、好評だったことから、全国展開することになったそうです。
店舗もローコストで造るそうです。
今の吉野家の店と競合しない場所に限定し、ライバルである松屋やスキ家が強いところにあえて出店すとか。
今までライバルの後塵を拝してきた吉野家の逆襲が始まるわけです。
この250円牛丼を提供する店は、初期の吉野家のように牛丼に特化した店にするそうです。
そういえば、私が大学生だった頃、よく吉野家に行くことがありましたが、確かに牛丼だけのメニューだったような記憶があります。
まさに、選択と集中だったわけです。
この吉野家の牛丼だけのメニューに学んだのが、ヤマト運輸の小倉社長だったのです。
宅急便に進出するときに、今までの業務をすべてやめて宅急便だけに絞った理由は、この吉野家の牛丼のみのメニューに感化されたというのです。
この話は、あまりにも有名な話です。
吉野家は原点回帰をするという気持ちが、あったのかもしれません。
松屋やスキ家も黙ってはいないことでしょう。
もしかしたら、牛丼は250円が標準の価格になるのかもしれません。
その日が来るのも近いことでしょう。