農業資格が取得できる中古住宅
それほど数は多くありませんが、農業資格が取れる中古住宅があります。
市町村によって違いますが、ある一定の農地を取得するか賃借して、農業をやることによって農家資格が取れるのです。
その資格があれば、農地の購入ができることになります。
逆に、農業資格がなければ、農地を購入することができません。
厳密に言えば、所有権移転登記ができないのです。
その場合、苦し紛れに、所有権移転の仮登記をすることによって、ある程度の権利の保全をすることをしてきました。
このときに問題になるのは、次に転売することが難しくなることです。
転売のときに、前の持ち主の協力が必要になってきてしまうのです。
自分が使う分には、ほとんど問題はないわけですので、こういう方法で農地を仮に取得して、家庭菜園をしてきた人もいました。
先日、長野県のある地方で中古住宅を購入したお客様がいました。
このとき、売主の好意で、農地を約700坪程、おまけで付けていただいたのです。
この買主は、他にも農地を取得し、実際に農業をやることを前提に、農業資格を取得する予定でいます。
埼玉にも、農業資格が取得できるほど広い農地が付いた中古住宅の売却相談がありました。
田舎に住み、本格的に農業に挑戦したい人にはピッタリの物件かもしれません。
近いうちに、ホームページでご紹介できる予定です。