別荘地の温泉権
別荘には幾つかの魅力があります。
その1つが温泉です。
いくつかの別荘分譲地には温泉が出るところもあるのです。
住宅に温泉を引く権利のことを温泉権と言います。
権利ですから当然、お金で買うことになるのですが。
昔はかなり高額だったと聞いています。
今では当時に比べて、かなり安くなってきたようです。
一般に売買されている温泉付き中古別荘には、温泉権が付いているものもあり、売買金額にはこの温泉権の金額が含まれているケースがほとんどです。
しかし、温泉権が別料金というケースもありますので、しっかりと確認したほうが賢明でしょう。
気をつけなければならないのは、温泉権の更新があるケースです。
弊社「日本マウント」のテリトリーである、安曇野や那須高原では10年ごとの更新というケースが多いです。
このときに、更新料がかかります。
最初から金額が決まっている場合と、そうでない場合があります。
更新料がかからない温泉権もあります。
こういう温泉権のことを永久温泉権とも言っています。
那須塩原市の塩原温泉郷にある、塩原第一自然郷や塩原第二自然郷という別荘地の温泉権がこれにあたります。
この他、名義変更料がかかったり、使用量に応じて月々の温泉使用量が変わるケースもあるので注意が必要でしょう。
温泉には、加熱が必要なものと加熱不要なものとがあります。
加熱が必要なものはボイラーが必要であったり、加熱のためのガス代がかかったりしますし、加熱不要なものは給排水設備機器の痛みが早いなど、それぞれ一長一短があるのです。
これから、温泉が人気の季節になってきました。
ぜひ、素敵な温泉つきの別荘を探してみてはいかがでしょうか。