新幹線「こまち」で秋田へ
8月15日のお盆の真っ只中、出張で秋田まで行ってきました。
往復10時間かけての日帰りという強行軍でした。
まずは東京駅から新幹線「こまち」に乗って秋田駅まで行きました。
盛岡までは「はやて」と連結されての走行です。
盛岡からは「こまち」単独での走行となりました。
山間部をゆっくり走るのには少し驚きました。
しかも、大曲駅でスイッチバックしたのには更に驚きました。
山間部を抜けてしばらくすると、両脇には見事な水田が果たしなく続きます。
この光景は圧巻でした。
流石、日本有数の米どころである、まさに「秋田」の風景でした。
私は仕事柄、海や山の光景は見慣れていましたが、これほどの水田が見事に続く光景は初めてでした。
秋田駅から目的地の駅までは在来線で1時間ほどのところでした。
田舎をゆっくりと走るワンマンカーの窓からは日本海の美しい風景が飛び込んできました。
駅でお客様と合流して、一緒に昼食を頂きました。
90歳近くになる今回の売主の方も、素敵な笑顔で私を迎えてくれたのです。
日本の田舎には素敵な景色と心温かい人々の温もりがあるのです。
仕事を終えての帰りは、ちょうど帰省からのUターンラッシュと重なりました。
東北の田舎で素敵なお盆休みを過ごした、たくさんの家族連れが、新幹線「こまち」の乗車して夜の東京へと向かっていました。
私にとっての今年のお盆は、初めての東北新幹線「こまち」に乗っての、やはり初めて「秋田」への旅となりました。
こうして、私の素敵な秋田への旅は終わりました。