オリンピックの思い出
ロンドンオリンピックが終わりました。
日本は史上最高のメダル数を獲得する活躍でした。
しかし、金メダルの数が少なかったのが少し残念でした。
やはり金メダル、すなわち1番には特別の輝きがあるのだと思います。
私はここ数年、テレビを観ることがなくなったためか、今回のオリンピックも結果をインターネットや新聞で知ったくらいで、世間の多くの人ほど夢中になったわけではありませんでした。
今の私は仕事に夢中で、脇見をする暇がないというのが本音のところなのかもしれません。
昔の私は典型的なテレビっ子でした。
その頃のテレビで観たオリンピックには強烈な印象があります。
思い出深いのはミュンヘンオリンピックの競泳。
100メートル平泳ぎで、田口信教選手が50メートルのターンでは最下位だったのがその後、全選手をごぼう抜きしての世界新記録での金メダルには感動しました。
アメリカのマーク・スピッツ選手がリレーも含めて出場した7種目をすべて世界新記録で金メダルを取ったのには度肝を抜かれました。
ちょうどその頃、小学校で水泳クラブに入り、毎日水泳に没頭していた頃だっただけに、その衝撃は今でも忘れることが出来ません。
男子バレーボールの金メダルにも興奮しました。
当時、ミュンヘンへの道と題して、男子バレーボールがオリンピックの金メダルを目指すまでの物語をアニメと実写を交えて毎週テレビで放映していました。
オリンピックの本番で予想通り、見事に金メダルを取ったときは、そのときまで放映していたアニメによる物語の効果もあってか本当に感動したものでした。
今回のロンドンオリンピックは、インターネットやソーシャルメディアの効果もあって、今までとはまた違った盛り上がりを見せたのではないでしょうか。
私が幼い頃に興奮したような興奮を、今の若い人たちも感じているのでしょうか。
オリンピックの感動がその後の私の人生に、少なからず影響を与えてことも事実です。
努力すれば報われること、努力する姿が美しいことを学んだのです。
ロンドンオリンピックでも再び、たくさんのことを学ばせていただきました。
選手の皆さん、感動をありがとうございました。