福岡へ行ってきました
九州の福岡で不動産の仕事があったので行ってきました。
羽田空港から飛行機での日帰り出張でした。
珍しく、窓側の席が取れたのですが、離陸からしばらくの間、東京の景色がよく見えました。
密集する家並みや高層ビルの数々。
1300万人余りの人々が暮らす大都会。
渋滞する車の長い列。
もしこの東京で直下型の大地震が起きたらと考えてしまいます。
今回の震災の直後からの混乱を思うと、東京を直撃した場合のことは想像がつきません。
備えあれば憂いなし。
とは言うものの、弊社や私個人を取り上げても、正直、何の備えがないというのが実情です。
ライフラインがズタズタになり、交通網が完全に麻痺し、復旧の目処すらたたなかったとしたら、一体全体、どうなってしまうのでしょうか。
考えたくないというのが本音ですが、今回の震災によって、今まで見ないようにしてきたこと、考えないようにしてきたこと、すなわち逃げてきたことに対して、正面から向き合わなければならなくなっということでしょう。
気持ちは焦るばかりですが、今度ばかりは避けて通ることはできないと思います。
今こそ危機管理が叫ばれるとき。
最悪を想定した準備をしていかなければならないのです。
想定外だったという言い訳をしないような。
飛行機の窓から小さくなる東京の街並みを見ながら、ふとそんなことを思ったのでした。