ある家系の話

ある人から誘われて家系における女性の役割についての講演会に行ってきました。

その講演会のお世話係の人が、都内で手広く建築・不動産会社を経営する経営者の方でしたので、名刺交換をし交流を持つことが出来ました。

普段、あまり興味を持つことが少ない題材でしたが、参加して良かった思える素晴らしい講演内容でした。

驚いた家系の実例が一つありました。

ある家庭に嫁いだ新婚の嫁が経験した嫁ぎ先での話です。

この嫁ぎ先の夫の兄夫婦が幼い女の子を1人残して交通事故で亡くなってしまったそうです。

そのときにその幼い子を不憫に思った嫁は、自分たちの養女として育てる決心をし、夫や夫の両親を説得したそうです。

夫の父親は半身付随ということもあって、幼子を育てることは出来ない境遇にあったからです。

嫁ぎ先の家系の重大な危機に対して、自分の使命や役割を自覚した新婚の嫁の重大な決意だったのでしょう。

そして、養女となったあかつきには、その子を本当の子供のように愛情を注ぎ立派に育てたそうなのです。

自分たちの子供が生まれてしまえば、養女への愛情と差が出てしまうことを恐れたその嫁は、密かに避妊の手術までしてその養女への愛情を注ぎ続けたそうなのです。

愛情をいっぱい注がれて立派に育ったその養女は、素晴らしいお婿さんを迎えて、5人の子宝に恵まれたのだそうです。

5人の子供たちは皆、男の子で立派に成長し、全員が東大に進み、医者や弁護士となり社会貢献しているというのです。

そして、そのような決断をし家系を守ってくれた祖母を誇りに思っているそうです。

家系の危機を見事に救い、素晴らしい繁栄をもたらした陰には、1人の女性の決断とその行動があったわけなのです。

なかなかこのような決断をし行動することは難しいことかもしれません。

しかし、このような実例を聞くことが出来、私も家系が繁栄する秘訣、企業が繁栄する秘訣を、今までとは全く違った観点から考える機会を与えられたことに感謝しました。

何事も勉強だと思います。

これからも機会があれば、積極的にセミナーや講演会に参加して勉強を続けていきたいと思います。

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